コラム

   

今月のひと言

当社のコラム担当 「今が好き♪」 氏のコラムです。毎月連載します。

    
2004年 12月号 「長寿」
11月号 「お酒」
10月号 「女子高生」
9月号  「アテネオリンピック」
8月号  「天気予報士」
7月号  「日本選手」
6月号  「長者番付」
5月号  「三菱トラック」
4月号  「交通違反」
3月号  「200億円判決」
2月号  「火星探査」
1月号  「昼食」
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12月号 「長寿」

 「長寿」の国日本は世界から注目されています。納豆だ、味噌だ、いや魚だともっぱら食生活から長生きの秘訣が探られているようです。日本人の食べ物は確かに健康指向で長寿をささえており、海外にも広がりつつありますが、一方では老齢化やアルツハイマー症のメカニズムの研究も進み、運動や精神生活の面からも老化防止、あるいは先送り策がいろいろと提言されています。長生きをしても寝たきりでは仕方がありません。だれもが元気で、人の世話にならずに、長生きができればと願っています。最近では90歳を過ぎたお年よりの一人暮らしもめずらしくなく、身近にもそうした母親を持つ方が多くいます。こうした高齢者の共通点は、食に対する関心はもちろん、外出や家事などで毎日よく体を動かし、知的好奇心も高く新聞や本を読み、趣味をもっているといったことでしょうか。

 先日、仲間夫婦4組で、美ヶ原山頂にある1軒宿ホテルで夕日、朝日を見がてらの一泊旅行に行きました。あいにく曇り空でどちらも満足に見られませんでしたが、みやげ話ができました。集合場所は松本に住んでいる仲間の家、酒店を営む家ですが、そこでなんと101歳のおばあちゃんにお会いしました。この2年ほど前から息子家族と同居とのこと。99歳までは一人暮らしで、東京は半蔵門の金剛飯店近くの有名なお蕎麦屋さんでそばを打っていたというから2度びっくり。60歳からそば打ちをはじめ、松本で開業、80歳から乞われて東京で仕事をしたというから並みの100歳とは違います。60から新しいことをはじめてもこの道40年‥‥。手も顔もつやつや、言葉も頭もしっかり、手をひいてもらえば歩きもOKで、そばもまだ打てるそうです。あやかりたくて、全員が握手をして別れました。おばあちゃん、いつまでもお元気で!


11月号 「お酒」

 「お酒」は、どちらかというと好きで飲む方だ。時々帰りの電車で寝入ってしまい、乗り越したり、終点でUターンしてしまったりで、タクシー帰宅の午前様になってしまうことがある。自己紹介などの機会にはたしなむ程度などと言ったりしているが、こうなるとたしなむ域を越えているかも知れない。飲酒運転では30年ほど前に免停90日の処分を受けたことがあるが、以来、こと飲酒に関しては官憲のお世話になっていない。近頃は罰則も厳しくなって、昔に較べると飲む回数も量も減り、二日酔いをするほどの痛飲はほとんどないが、それでも、気の置けない仲間達との宿泊付き宴会では皆無というわけでもなく、翌日はいつもながら後悔しきりで、今度は程ほどになどと思うのだが‥‥。

 血圧も肝機能も万全でなく、つい先日の人間ドッグで、ビール中ビン一本と日本酒一合相当は毎日飲んでいると答えたところ、案の上、先生にこういわれた。「毎日の量はどちらか一方のみに、週に2回は休肝日をもうけてください」と。これでは、本当にたしなむ量で守る自信はないが、「はい」となま返事。この時先生にもらったチラシが興味深い。

 多量飲酒者の定義を、純アルコール摂取量が一日あたり60g以上の者としてある。ビール中ビン一本で、500cc・5%としてアルコール量25g。日本酒一合180cc、度数15で27g。両方で52gになる。計算してみて愕然、限界にかなり近い。週に一度、飲み会があれば、家での2〜3倍は飲んでしまうから、平均では定義量を超えてしまう。アルコール依存症はこうした量の常習飲酒を十数年続けた結果発病するというから他人事ではない。やはり酒はたしなむのが一番か〜。忘年会シーズンを間近にして悩みはつきない。


10月号 「女子高生」

 「女子高生」とギャルとは違うらしい。車通勤なのであまり電車にのらない。仕事での訪問も駐車場があれば、たいてい車でドアツードアだが、通勤では電車を利用する機会もある。実をいうと、Nゲージ鉄道模型ファンで自宅にはたたみ1畳の常設レイアウトがあって、もちろん電車は好きだ。電車通勤は、読書や人観察に利用でき、それなりに楽しみだったのだが、こと乗ることに関して別になってしまった。

 原因の一つに女子高生の存在がある。付けまつげ・太いアイライン・茶髪・目頭に白い目やに状のライン等々。仲間同士の声高で符牒交じり、汚い言葉での会話。どう見ても勉強そっちのけで関心はおしゃれ、異性、遊びといった体。一人のときは化粧か、機関銃のようなメール打ち。彼氏と二人の時はキスせんばかりの密着度。車内でのこうした生態が気になり、不愉快で電車通勤が苦手になってしまった。これが女子高生の典型で女子高生イコール「ギャル」と思っていた。

 「ウチら」と「オソロ」の世代 という本が講談社文庫から出版された。副題に「東京・女子高生の素顔と行動」とあり、彼女達の実態を良く現していて面白い。ギャルは少数で女子高生とは別もの、大方の女子高生はまじめで、進学指向、私生活もしっかりという。ケータイ・プリクラ・カラオケが三種の神器。かばんの中身の紹介。他校の制服は「なんちゃって制服」といい、人気校の入手は困難だとか、情報満載。著者の中村泰子さんは十年来の知人で、本は著者から寄贈され、一気に読んでしまった。おかげで、女子高生の認識はあらたまったが、やっぱりギャルは見たくない。もっとも、女子高生もおやじで満員の電車通学が大嫌いとのことだからおあいこか〜。



9月号 「アテネオリンピック」

 「アテネオリンピック」で日本選手の活躍が続いている。積極的にテレビを見るという方ではないが、メダルが期待できる種目になるとついつい応援やら素人解説をしながら見てしまったりする。今年は過去最高(16個)を上回る金メダルの獲得が目前とあって報道にも力が入り、日頃スポーツに無関心でも日程が進むに従って、次第に引き込まれてしまう人が多いのではないかと思う。

 オリンピックのたびに感じることだが、やはり原点は走る・跳ぶなどの速さや距離を競う単純競争で、これが一番面白い。陸上の距離競技・ジャンプ・投てき、競泳それと重量挙げ。いずれもルールは明解、結果は時間、高さ、距離、重さといったただ一つの数字で表わされ、誰の目にも順位があきらかで、不正や疑問の余地が少ない。

 一方強さを競う、レスリング・柔道・ボクシングと言った格闘技、美しさや技術を競う体操・飛び込み・シンクロなどは興味深い競技ではあっても、判定が複数項目で基準もあいまい。結果に歴然とした差がある場合や一方にミスがあれば誰の目にも勝敗が明らかだが、これら要素が僅差の場合は、元競技経験者などの審判員が判定で順位を決めることになる。判定での優劣決定では、当然破れた側の選手や観客に、不満や疑問が残りやすく、毎回判定をめぐってのトラブルが発生する。優勝者を全員がたたえるという雰囲気も生まれない。現に今回も男子種目別体操の鉄棒決勝でのロシア選手の得点に、観客が総立ちで不満のブーイングを起こし、審判員が協議の上、得点を上方修正して騒ぎを収拾するという事件がおきた。あまり報道されないが判定を不服として、国際機関であるスポーツ仲裁裁判所への提訴があとを立たないとのこと。

 肥大し問題も多いオリンピックは、見直しが叫ばれて久しいが、競技種目の削減とあわせて、こうした判定競技の扱いなど、誰もが納得できるシステムを早急に構築する必要がありそうだ。(編集委員注釈:日本の金メダル獲得数は16で新記録、順位は世界5位でした。)

 


8月号 「気象予報士」

 「気象予報士」泣かせだったカラ梅雨があけ、昨年の冷夏とはうって変わって、猛暑が続いている。今年は既に台風8号まで発生し、梅雨と言っても前線の活動が弱く、これら台風がらみの雨が主体。あいま合間に真夏日が到来し、東京では6月末までに11日と言う真夏日新記録が生まれた。そのせいで、予報が難しく、週間天気予報は日に日に変り、結果的に予報がはずれてしまうことが多かった。

 この気象予報士の制度、95年の気象業法改正により生まれた資格で、それまで気象庁・気象協会の専売だった天気予報事業の一部がこの法により民間に開放された。予報士は気象庁が発表するさまざまな気象データを基に総合的に気象の変化を判断して、自らの責任において気象予報をすることが使命、気象のプロである。テレビ、ラジオ、新聞などはいずれも専属の気象予報士をかかえ、毎日予報を提供している。

 こうした趣旨からして、予報士が自らの判断で今日以降の天気を予報すれば、それぞれ違った結果が出ても良さそうなものだが、天気予報はどの媒体・どの予報士も同じ。明日が曇りのち雨だとどこを見ても同じ予報。外れれば横並びでうらみっこなしの構造だ。独自の判断などどこ吹く風、予報士全員が気象庁のスーパーコンピュータの予報を垂れ流しているに過ぎない。予報が外れると高気圧が張り出したとか上空に寒気団が入り込んだから、などと結果を解説するのみ。スパコンが予測できなかったこうした事態を予想する予報士がいなかったとは信じがたい。天気予報ほど結果の可否、判断能力を歴然と検証できるものはあまりない。各媒体が独自予報を発表してみれば一月ほどでどこの予報士がもっとも優れているかはすぐ判明する。地方地方で地域一のいわば主席気象予報士が誕生するはずで、提供される予報の精度も上がる。予報士のみなさん、横並びをやめ、勇気をもって挑戦あれ!

 


7月号 「日本選手」

 日曜日に米国からうれしいニュースが2つも伝えられた。もっとも我が国では月曜朝のことだが、いずれも6月20日に催されたスポーツイベントでの「日本選手」の活躍。一つはニューヨーク州ロングアイランドのシネコックヒルズゴルフクラブで開催された、「全米オープンゴルフ選手権」、もう一方はインディ500マイルレースでおなじみのイ ンディアナポリス(インディアナ州)で行なわれたフォーミュラー1選手権、つまり「F1グランプリ」でのニュースである。

 ゴルフはアリナミンVなどのコマーシャルでも活躍中のマルちゃんこと丸山茂樹選手、予選2日間をトップでまわり、タイガー・ウッズ、アニー・エルスなど優勝経験者が大きくスコアを崩す中、残り2日間の決勝ラウンドを懸命に回り、メジャー自己最高の4位と大健闘、米国に住み着いてのフォーム改造と精進が報われ、世界のトップクラスにまた一 歩近づいたかたちだ。全米オープンと言えば、1980年ニュージャージー州で行なわれた帝王ジャック・ニクラウスと青木功のバルタスロール(ゴルフ場名)の死闘はあまりに も有名。最後まで帝王の優勝を脅かしたが、結局青木は2位。これがいまだもって我が国男子ゴルフ界のメジャー最高記録である。

 一方のF1はBARホンダチームの佐藤琢磨選手。タクマはマルちゃんほど知名度がないが、第3戦中東バーレーン、第5戦スペインでいずれも5位。久々の日本選手、表彰台かと期待が高まる中、第6戦モナコ、第7戦ドイツ、第8戦カナダと3レースのことごとくがエンジントラブルや接触でリタイア。不完全燃焼でのストレスをはねかえして臨んだ今回の第9戦、ついにこちらも自己最高の3位に入り、念願の日章旗を表彰台に掲げた。F1シリーズでは鈴木亜久里選手が1990年鈴鹿で3位となり、表彰台に上がったのがただ一度。これが日本人ドライバーの全記録だ。

 次回メジャーは7月15日から18日の日程で「全英オープン」が英スコットランドにおいて行なわれ、F1グランプリ第10戦は仏パリ近郊で7月4日に行なわれる。マルとタクマ、次は世界一を! 若者の躍進を願ってやまない。

  


6月号 「長者番付」

 「長者番付」なるお金持ち順位表が5月17日に国税庁から発表された。毎年のことながら、ここに名を連ねた人たちからプライバシーの侵害であるから公表は中止してほしい旨のクレームがでないのか、と不思議に思う。もっとも、今年1位となったダイエット食品販売会社オーナーは「ムチャクチャにうれしい」と有頂天だからプライバシーなど無関係らしい。この表、実は所得税法233条に基づく公示制度で発表するよう規定されている、というから中止を求めてもそう簡単には行かないのも事実だ。例によって、国が国民の個人情報である納税額を公表しているのは我が国ぐらいで、欧米では考えられない。

 今年は健康食品・美容・パチンコ業界経営者が多く、女性の元気さと趣味に乏しい男性達がこうした高額納税者を生んだことがわかる。一方、ひと頃上位を占めた土地・株長者はその面影もなく、歌手など芸能人、作家・スポーツ選手も影をひそめてしまい、デフレ景気を映した結果といえる。たしかに、その年の景気動向やもうけ頭を知るのには便利かと思うが、これらは別の媒体からでも分ることで、長者リストを見せられても、やっかみ半分ながら、だから何なのよ、というのが率直な感想だ。

 もともとは税額でなく所得額を公表し、周囲に所得隠しの金持ちがいることを通報させて報奨金を与えるという脱税防止制度として、戦後まもなく発足したものだが、途中で税額表示(高額納税者は税の3倍弱が所得額と思ってよい)となり、趣旨も脱税防止に加えて、高額納税者の名誉をたたえると変って今日まで続いているもの。と言われてもこちらには、不動産や株売買、あるいはパチンコでもうけた人の名誉をたたえる気などさらさらなく、公表の目的や効果もあいまいで、ここらで制度の再考を提言したい。少なくとも国家が全国の税務署を使って行なう事業ではなく、週刊誌の暴露ねたとして、彼らに任せておけば事足りる情報だと思うがどうだろう。




5月号 「三菱トラック」

 「三菱トラック」のタイヤ脱輪事故での母子死傷事件から端を発したリコール問題が広がっている。ハブ関連の不具合が見つかってから十年以上もたっており、影響の過小評価、対応の遅れなど社内に問題視する意見があったにも拘わらず、永年にわたる会社ぐるみの欠陥隠し・虚偽の報告などが事件の捜査以来次々に発覚、まるで輸入牛肉の産地偽装事件でうそ・隠蔽を繰り返して解散に追い込まれた雪印食品のような様相を呈している。結局、トラックもバスも、前輪ハブも後輪ハブもリコール(無償回収、無償修理)と認定され、対象大型車は合計11万台を越すことになってしまった。

 三菱の大型車は三菱ふそうトラック・バス社の管轄であるが、母親が子供の目の前で、外れた車輪に凪ぎ倒されて死亡した痛ましい事故は02年1月のことであり、ふそう社は翌03年1月に三菱自動車工業社の商用車部門が分離独立して設立されたばかりだから、こうした企業体質は三菱自動車そのものといっていい。もともと三菱の殿様商売という言葉があり、あの不細工な高級車「デボネア」はグループ傘下企業の社長に購入させればそれで採算が取れていたようだし、大型車はいざ知らず2、30年前は三菱に関係の無い人が三菱車を購入することなどごくまれなケースだった。この時代のユーザーは身内同然、CSアップに腐心することも無く、欠陥や不具合を公表する必要も全くなかったはず。

 三菱車が一般ユーザーに浸透し始めたのは「パジェロ」の発売以来、この成功体験で自動車産業での地位を固めることになったのだが、一方で、昔の殿様気質から抜け出ることができなかったことが今回の遠因にあったのかも知れない。ふそう社は会長、経営再建中の本体、自動車工業社は社長と同時引責辞任の異常事態は厳しいツケとなってしまったが、今後の更正に期待したい。




4月号 「交通違反」

 「交通違反」で反則金を支払いました。やっともらったゴールド免許が次回は帳消しです。昨年秋、高尾駅から南に行った町田街道でのスピード違反。日曜日のあさ10時頃、富士五湖へ行楽に出かけるところで出鼻をくじかれてしまいました。人家のない歩道付の片側2車線道路、上り坂で前にダンプカー、見通しが悪いので右へ出て追い越しました。道はそのまますぐ1車線に、追い越しから減速する間もなく坂の上付近で御用。警官は「路上ですがあちらへ駐車していただいて結構です。車検証と免許証を持ってこちらにおいでください。」と馬鹿丁寧。その「こちら」をみると10人ほどの婦警とその前に机をはさんで不運な同士たちがずらり、順番待ちの大盛況です。

 制限時速40Kmで23Km超過とのこと。どう見ても安全な速度で普段どおりに運転していました。婦警も「こんなに飛ばして危ないじゃないですか。」とはひと言もいいません。25Kmオーバーの裁判組みは被害甚大です。あちこちでブーイングの声。からむお客様にはこわもての男性警官がでてきて、違反は違反の問答無用。納得できませんがしかたなく、お縄ちょうだいでした。

 現在の交通取締りは、事故の危険が低く、日常的にほぼ誰でも違反と言う場所で行なわれる例が多く、点数稼ぎの集金目的と言われるゆえんです。こうした取締りではなにも改善されないでしょう。危険が予想されるところでは規制の有無に拘わらず、注意します。道路道路で状況に応じた流れのスピードが生まれ、この流れに乗ることは一人制限速度で走るより安全です。悪質な運転や安全無視の危険な運転を取締ることがより重要で、違反者も納得、以後の運転も多少改善されるでしょう。規制の妥当性も見直しされるべきで、街中も人家のない2車線道路も同じ40Kmとは規制そのものに欠陥がありそうです。

 最近、幹線道路では50Km制限が撤廃され60Km制限と、実情に近づいた規制に改善され始めました。この措置歓迎です。流れに乗ると違反!はご勘弁願いたいものです。




3月号 「200億円判決」

 青色発光ダイオードの「200億円判決」には誰もが驚いたに違いない。発明者の中村修二教授(UCSB:カ大サンタバーバラ校)が元の会社、徳島県の日亜化学工業に発明の対価として要求した金額が東京地裁でそのまま認められての結果だった。判決には議論百出、社員や技術者側にたつか会社や経営者側にたつか、立場の違いで同じ判決に対して見事に評価が分かれた好例だ。会社は当然控訴。中村教授は、「正当な対価は604億円」などと裁判官がよけいなことを言ったものだから、400億円の追加訴訟だといきまくしまつ。もっとも最近は200億円で満足しても良いとのことらしいが。

 新聞報道が1月31日の土曜日朝刊となり、どの新聞にも200億円の大文字が踊る。休みの朝で時間がたっぷり、関連記事まで丹念に読んだが、立場立場でそれぞれの意見は似たり寄ったり。それにしても200億円はいかにも莫大だというのが、当方の単純な感想。発明の貢献度を測るなら、実験を手伝った社員や部材を調達した社員なども発明者の1万分の1、いや10万分の1(これでも20万円)ほどは貢献したのではないかと思ったりした。

 そしてこの日は使い道に一日悩んでしまった。家でも自動車でも、ほしいもの全てを買いこんでもとうてい無理。200億円は毎日100万円をかかさず使っても55年かかる金額だとか、年収1億円のリッチな生活をしても200年間は遊んでいられるとか。それと、寄付やたかりには用心しなければ、親戚にもいくらかやる必要があるだろう、いや、とりあえず貯金がいいか〜利息は? まてよ、現金でもらうと2トン車で間に合うのか‥‥、などなど。ばかばかしくも、楽しい一日でした。中村さんありがとう。




2月号 「火星探査」

 米国NASAの「火星探査」マーズ・ローバー計画の探査機が無事に着陸(1月4日)、探査車ローバースピリットが活動を開始しました。最新の通信・画像処理技術によって居ながらにして火星の地表の映像が楽しめます。こうしたニュースを追いかけるようにブッシュ大統領の新宇宙戦略なる計画が発表されましたが、イラク戦争のさなか、国内や世界に米国がなすべきことが山ほどあるというのに、なぜこの時期に月や火星に有人ロケットかとあきれてしまいます。選挙政策の一環で人気取りが目的と言うのがもっぱらの評判のようです。

 もう30年以上も前に、月に初めて人類を送り込んだアポロ宇宙船の月面着陸はNASAのデッチあげだったという話があります。もともと米国のジャーナリストの暴露本が発端で、TV朝日がそれらしく取り上げたりして、一時期話題になりました。写真の影の様子、空気の存在がなければ説明できない映像、飛行士の著書がない、など何十と言う疑問点が挙げられています。馬鹿らしくて相手にしないのか、それにしても、NASAの説明もはっきりせず、風評が無くなったわけではないようです。計画は現にあり、素人が見てインチキと判る映像をNASAが使うはずも無く、「奇跡の帰還」の13号を除いて、11号から17号まで、着陸した全ての映像はCGかスタジオか砂漠でのでっち上げであるとは、ありえない話です。ただアポロも今回の火星映像も、地球上で問題なくつくれる画像ばかりですから、私たちにとって本当だという論拠は状況証拠だけです。

 イギリスのミステリーサークルも実は画家の作品だったり、遺跡から発見された60万年前の石器があらかじめ埋めておいたものだったり、また、ピラミッドは墓でなく壮大なオブジェだったとか、最近ではあの聖徳太子は日本書紀での創作らしいとの説もでてきて、歴史の真実も結構疑わしいと言うことでしょうか。




1月号 「数え年」

 「昼食」の取り方はコンビニ・外食・弁当持参など人それぞれ。私の場合は家でにぎってもらったおむすびがここ数ヶ月のお定まりになっているが、せっかくつくってもらったのに、朝でかけに忘れてしまったり、予定が変わったりで、外部調達になってしまうことが時々ある。外出先だと、外食になってしまうが、会社にいれば、前にあるスリーエフでおにぎりやサンドイッチを買って済ますことが多い。

 さて、おにぎり。きれいに包装され、値段も程ほど。必ず製造者のラベルが貼られ、製造日時・賞味期限のほか、よく見るとカロリー、たんぱく質・脂質などの含有量も記入されていて興味深い。原材料の沢庵・鮭・たらこ・のリなど見ればわかるものも丁寧に記され、さらに見ただけではわからない調味料・着色料・酸化防止剤・発色剤・甘味料など、家庭で作った料理や弁当などには決してふりかけたり、混ぜたりしないものが使われていることがわかる。他に、pH調整剤、サンドイッチでは乳化剤、ソルビトール(便秘防止にもなる甘味料)、増粘多糖類、ソルビン酸(保存料)といった添加物も記載されている。こう明記されていると、何を食べさせられているかわからないと言う非難はあたらないが、微量でも口にしたくないものばかりだ。

 農家では、出荷用の田畑とは別に、自家用の米や野菜は農薬や化学肥料を使わない田畑で栽培していると聞く。工場でこうした弁当などをつくっているパートのお母さんも自分の子供にはコンビニのおにぎりは食べさせないのではないかと思う。

 一方、安全な自然食材への関心が高まるなか、弁当や惣菜などを扱う大手流通業では保存料や合成着色料の使用を取りやめる動きが進んでいる。セブンイレブンでは既に保存料の全廃を達成しており、ローソンでも化学調味料を天然調味料に切り替えることを発表し、酸味料や甘味料の見直しも始めた。わがスリーエフの追随もまもなくであろうか。